普通のメジャーで距離測るのって結構大変なことが多かったのですが,「BOSCH Zamo3」でそのストレスから開放され,便利だったのでレビュー・紹介します.
BOSCH Zamo3を購入
BOSCH(ボッシュ)のレーザー距離計「ZAMO3」を買いました.
普通のメジャーでは,引っ掛けたはずのメジャーの先端が外れて勢いよく戻ってきたり,
長く伸ばしていると途中でポキっと折れてしまったり.
家具買うにしても,何がしかのDIYをするにしても,普通のメジャーでは,長い距離を測るのはとても不便です.
レーザー距離計なら照射されるレーザーが当たってるところまでの距離を一発で計測可能です.
価格
定価は11000円らしいですが,だいぶ値下がりしています.
私がBOSCH Zamo3を購入した2021年6月5日の時点で半額以下で購入できました.
定価では流石に躊躇してしまいますが,この程度の価格であれば手が出ます.
BOSCH Zamo3の外観
本体
パッケージはこんな感じ.
外のプラスチックが固く開封するのがけっこう大変です.
内容物は下記の4つです.
- Zamo3本体
- 単4電池 2本
- 日本語の取扱説明書
- ドイツ語・英語・韓国語の取扱説明書
Zamo3本体を6方向から撮像してみると下図のようになっています.
- 表面にディスプレイと起動等に使うボタン
- 先端にレーザーの投光部と受光部
- 側面にはストラップ穴
- 裏面に電池BOX
BOSCH Zamo3を使ってみて
使い方は至ってシンプルで,ボタンを押すと起動してレーザーが照射され計測が始まります.計測結果はディスプレイに表示され,リアルタイムで更新されます.
もう一度ボタンを押せば,計測結果が固定されます.
ディスプレイに表示されている通り,計測結果として表示されている距離はZamo3下端からレーザーが当たっているところまでの距離です.
家具のサイズを決めるために部屋のサイズを測ったり,DIYのために各所の距離を測るのにとても便利でした.
普通のメジャーでは,メジャーの先端をうまく固定する必要があって,一人で測るのが難しい場面もありますが,ZAMOを使えば長い距離を一人で高精度に計測できます.
自宅で活躍したのは天井までの距離を測るときでした.
天井には金属製メジャーを引っ掛ける場所がないので,メジャーを伸ばして天井に押し付けつつ,自分は地面付近にしゃがみこんで距離を見ることになりますが,気づいたらメジャーがポッキリ折れてうまく測れないことがよくあります.
自宅よりも活躍したのは,勤め先の会社の部屋の寸法を測るときです.部署ごと部屋を移動することになり,移動先の部屋のレイアウトを決めるために寸法を測る必要があり,そのときに活躍してくれました.普通のメジャーで測るには部屋が広く大変でしたがZAMO3で一発でした.
レーザー距離計にはデメリットもある
一方で,普通のメジャーのほうが便利な場面もあります.
透明なものは計測できません.
当然ですが,光がと通過してしまうガラス等の透明物までの距離は計測できません.窓までの距離を測りたかったら,ガラスではなくフレーム部分などを狙って計測する必要があります.
下の画像はZamo3の入っていたプラスチックパッケージにレーザーを照射してみたものです.
どこが計測できているのかよくわかりません.
他には,木の板を目的の長さに切断したいから印をつけるために測るというような用途の場合,レーザー距離計では木材の端にレーザーを当てる場所がないので計測できません.
もう一枚板を用意して端にあてがうようなことをすれば計測できるようになりますが,
そんなことをしているくらいなら金属製メジャーを使うほうが早いです.
レーザー距離計はレーザーを計測したい対象に当てる必要があり,それがメリットにもデメリットにもなります.
また,金属製メジャーではメジャーを出しっぱなしにして,いろいろなところにあてがうことで直感的に距離を感じることができます.
例えば,模様替えをしようとして机やソファーのサイズ分メジャーを出して,かざすことでどれくらいの場所を専有してしまうかを目で見て感じることができます.
しかし,レーザー距離計では空間の途中に目印を作ることはできないので,そのような用途には使えません.
レーザー距離計は万能というわけではなく,普通のメジャーとの使い分けは必要でした.
別売りアダプタ
Zamo3には別売りのアダプタがあります.
テープアダプタとホイールアダプタです.
これは別途.
まとめ
レーザー距離計「BOSCH Zamo3」を購入し使ってみました.
使い方はとてもシンプルで迷いなく使えます.
DIYや模様替えのときにとても便利です.
買ってよかった!
でも,普通のメジャーも必要です.
コメント