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FILCO MINILA-R Convertibleに買い替えたけど….

ガジェット

FILCO Majestouch MinilaからFILCO Mujestouch MINILA-R Convertibleに乗り換え

FILCO Majestouch MINILA-R Convertible」を購入しました.
購入した理由は,これまで使ってきたFILCO Majestouch Minila(赤軸)がかなり調子が悪くなってきたためです.
USBコネクタ周りの接続状態が悪くて,PCがキーボードを認識しなかったり,
一文字押しただけなのに連打したような入力になってしまうことがあります.

同じFILCO MINILAを購入しようと思いましたが,すでに販売終了.
しょうがないので同じメーカーの後継機種「FILCO Majestouch MINILA-R Convertible」を購入しました.

FILCO Majestouch MINILA-R Convertible

Bluetoothと有線の両対応

Bluetooth接続とUSBの有線接続の両方に対応しています.
基本的にはBluetooth接続で使用しますが,Bluetoothを搭載していないPCで使用することもあるため,両方に対応しているのはいいことです.
旧製品ではMINILAはUSB接続のみ,MINILA-AIRはBluetooth接続のみで,両方使うことはできなかったのですが,
MINILA-R Convertibleは両方対応です.

USB接続のときのみ,USB-A端子をHUBのように使うことができます.
接続先の機器のUSBポートをキーボードで1つ埋めてしまうため,その代わりに使用することが可能です.
ただし,接続はUSB2.0です.

USBポート

接続先はBluetoothで4台まで設定可能です.
キーボード上部にボタンが付いていて,Bluetooth1~4とUSBの切り替えが可能です.

接続機器の切り替えスイッチ

キースイッチ

元は赤軸を使っていましたが,今回はピンク軸(静音赤軸)を購入しました.
これまでクリック感のないガチャガチャ音が鳴りづらい黒軸と赤軸を使ってきました.
黒軸はかなり重く,赤軸は比較的軽いです.ピンク軸は赤軸と同じ軽さになっています.

音については黒軸・赤軸もそんなにうるさいわけではないですが,底づき音が「カチャカチャ」なるので,
会社で使っているときに周囲にうるさいと思われていないか多少気になります.
ピンク軸はとても静かで,一番奥まで押し込んだときにショックを吸収してくれるような感覚があり,気持ちよく入力できます.
とても気に入りました.

ラインナップとしては茶軸・青軸・赤軸・静音赤軸の4種類がMINILA-R Convertibleにはラインナップされています.

MX SILENT ピンク軸(静音赤軸)

キーキャップ

キーは一般的なキーキャップと異なり,2重構造になっています.
キーキャップの色を局所的に変えたりする使い方をされている方がいらっしゃいますが,
この製品は2重構造になっているので更にカラフルなキーボードにすることができるかもしれません.
今の所,そこまで色んな色のキーキャップが用意されているわけではなさそうです.
私の使い方では正直どうでもいいです.
こういうところでコストアップしてしまうより,普通のキーキャップにして販売価格を安くしてほしいです.

キー構造

キー配列

標準のキー配列は下図のようになっています.

キー配列

親指Fnキー

MINILA-R Convertible と同様でスペースキーの両隣にFn(ファンクションキー)が配置されています.
親指Fnキーと言われていて,これがFILCO MINIRA系列の製品の最大の特徴といえます.
コンパクトに纏められたキーボードでは足りないキーを「Fnキー+○キー」という形で入力することが必須で,
この入力を多用することになり,Fnキーが押しやすい位置にあるということがとても重要です.

Fnキーポジション

個人的に特に便利に感じているのは
「Fn+M」で「Delete」

「Fn+スペース」「全角半角」です.
基本のキーポジションから動かすことなくDeleteキーと全角半角の変更を入力できるのがとても便利です.

他にもFnキーとの組み合わせで様々な入力ができ,配列を覚えて慣れることができれば,手放せないキーボードになります.

一方でこの配列のキーボードに慣れてしまうと,他のキーボード際にご入力してしまうことがたまにあります.
例えば,自席ではMINILA-R Convertible,会議等でノートPC本体のキーボードを使うような,
複数のキーボードを行ったり来たりする場合には多少混乱します.

カーソルキー(矢印キー)の配置が不満

旧製品のMINRA,MINIRA-Rでは矢印キーが右下に配置されています.
このサイズの他社製品やノートPCなどでも,多くの場合は右下端に配置されています.
なので,カーソルの移動をとっさに行うとき,キーボード右下端を押しに行きます.
しかしMINIRA-R Convertibleでは標準では矢印キーがありません.
Fnキーとの組み合わせでのカーソル入力となります.

カーソルキーポジション

この対応として
キーボード背面のDIPスイッチで設定を変更することで下図の4キー(KANA,ALT,DEL,?/)を←↓→↑キーに変更することができます.
しかし,この方法には2つ問題があります.
・Fnキーの組み合わせ入力をしなくて良くはなるが,CTRLキーが右端にあり,1キーずれていること.
かなりの確率で1つずれた位置を押してしまいます.
・「?/」を入力したい場合にFnキーでの組み合わせ入力が必要であること.
個人的に「?/キー」は結構使うことが多く,他のキーボードを使う機会が多いため,MINIRA-R Convertibleを使っているときも間違えるし,他のキーボードを使っているときも間違える状態になってしまいました.

DIPスイッチ

DELキーの配置

右下のALTキー,CTRLキーの間にDELキーが配置されているのですが,これが結構曲者です.
「→キー(Fn+DEL )」を入力しようとして,Fnキーを押し忘れてしまうとDELで他の入力していた文字を消してしまいます.

Deleteキーポジション

まとめ

ピンク軸(静音赤軸)の打鍵感はとてもいいです.静かでスコスコ入力できます.
2重構造のキーキャップは正直どうでもいいです.
カーソルキーとDELキーの配置ににどうしても慣れることができません.惜しいけど個人的には結構致命的.
このキー配列の壁を超えることができるのかが,このキーボードと長い付き合いになるのかどうかの分かれ目となりそうです.

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